Last Updated on 2022年12月14日 by pandamon1919
投稿日:2021年09月15日 更新日:2021年09月15日
独り言ちる夏の夜。
このキモチの正体は・・・?
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流星「明日は・・・花火大会かぁ・・・10万人も人が集まる稼ぎ時だもんね 花火なんて見てる場合じゃないか」

桜花「でもよかった ちょっと買い物にも行きたかったし 秋水ちゃん一緒に行く?」
秋水「行くー!!ダンベル欲しかったの!!」
流星「もういいでしょダンベルは・・・」
紅葉「それじゃアタシは久々にバンドメンバーに会ってくるよ 最近 練習もしてなかったしね」
白菊「私もちょっと出掛けてこようかな いろいろやらなきゃいけないことも溜まってたから」
桜花「流星さんも一緒に買い物行く?」
秋水「ダンベル」
流星「え?私は・・・ちょっと疲れてるし・・・ウチでのんびりしてようかな じゃあ夕飯までにはみんな帰ってきてね」
秋水「ハーイ!!」

隼「・・・うるせぇ なんか用か?」
流星「ゴハン・・・持って来てあげたから食べなさいよ」
隼「あぁ・・・悪いな」
流星「・・・そんなに悪いの?湿布でも貼ってあげようか?
隼「別に動けないってほどじゃない 無理して酷くなる前に休んでおこうと思っただけだ」
流星「あっそ だったらいいんだけど・・・そういえば他のみんなは用事があるって出掛けちゃったわよ?帰るの少し遅くなるって」
隼「・・・そうか」

隼「わざわざ人が多い所に行って疲れるなんてアホらしい オレは花火大会に行くために休んだわけじゃないんだ」
流星「それはそうだけど!!でも年に一回だよ!?3000発も上がるんだって!!海面から打ち上げる「水中孔雀」は優雅で情緒満天らしいわよ!?」
隼「なんだお前 やたら詳しいな」
流星「そういうわけじゃないけど!!」
隼「・・・そんなに行きたいんなら一人で行ってこいよ とにかくオレは行かない」
流星「・・・」
隼「あ・・・行くなら夕飯までには帰ってこいよ?」
流星「うるさい!!じゃあずっと寝てればいいでしょジジィ!!」

流星「・・・」
男の子「早く早く!!いい場所なくなるよ!?」
父親「コラ 走ると危ないぞ?」
男の子「ねぇ わた飴あるかな!?」
母親「さぁ どうかしらねー」
流星「・・・」

流星「だからなによ!!私は可哀想な子じゃないわ!!こうなったら意地でもアイツを花火に連れていくわよ!?私は今日行きたいんだから!!」
ターン
流星「ちょっと隼くん!?」
シーン
流星「・・・あれ いないどこ行ったのかしら・・・トイレ?それとも台所でなにか食べて・・・」
白菊「じゃあ今流星ちゃんはなにしてるの?」
隼「さぁ・・・部屋にでもいるんじゃないか?」
流星(菊ちゃんの声・・・帰ってたんだ 縁側で隼くんとなにしてんの?)
隼「流星に花火大会行こうって言われてな マジ困ったよ」
流星「・・・!」


流星「下味は付けてほしいけどいいお肉は卵の黄身と大根おろしがいいわ!!私は!!」
白菊「あ・・・ハイ」
流星「でもフツーのお肉はタレよ!!」
隼「めんどくせェな」
流星「・・・ってゆーか なにしてんのよ縁側でコソコソと」
桜花「あーあバレちゃった」
秋水「はやっちがちゃんと見張ってないからだよー!?」
流星「・・・え バレたってなにが・・・」
紅葉「ま・・・いいんじゃないの?そろそろ花火も始まったみたいだし」
ドーン ドーン
隼「そうだな」

流星「え・・・知ってたの!?私の誕生日!」
白菊「うん 隼くんから聞いたの」
流星「なんで隼くんが知ってんのよ!」
隼「履歴書に書いてあるだろ 仕返しサプライズパーティーだ」

流星「え・・・じゃあ腰痛もウソ?わざわざこのためにお店休んだの?せっかく稼げるチャンスなのに・・・」
隼「あぁそうだ お前の努力にはそれだけの価値がある」
秋水「ねぇ早く食べよー!!お腹すいたー!!」
流星「あ・・・ごめん そうね」(そっか・・・ちゃんと考えてくれてたんだ私のこと・・・それなら・・・まぁいっか)「ありがとうみんな!!」

咲いて、散って、また咲いて。
今はまだ、これでいい。
スポンサーリンク女神のカフェテラス感想
なんと流星へのサプライズだったんですね。流星の過去もあって花火大会を見た記憶がない。そして白菊と隼のやり取り聞いて乗り込むところは面白かったです。次が楽しみですね♪