投稿日：2021年09月03日 更新日：2021年09月03日
三姉妹の相談をはぐらかす宵深子さん。
彼女の真意とは・・・。
甘神さんちの縁結びあらすじ
京大医学部を目指す上終瓜生は、甘神神社に居候することに。しかし、居候の条件は婿養子として神社の跡を継ぐこと！しかも相手は神社に住む夜重・夕奈・朝姫の巫女三姉妹のうち誰か！？３人の師匠である月神宵深子に会うために月神神社へと向かった三姉妹と瓜生。これからの神社運営を相談しに行ったはずが宵深子さんから明確なアドバイスを得られず宿に泊まるように促される三姉妹。それに対し、瓜生は疑問をぶつける・・・！
甘神さんちの縁結びネタバレ
瓜生「 宵深子さん 一つ気になることがあるんですが・・・」
朝姫「急にどうしたんですか？瓜生さん」
夕奈「いきなり師匠に失礼だろ」
夜重「そういえば相談の話は途中だったけど・・・」
瓜生「・・・いや 俺の思い違いならすみません ただ・・・なんとなくそう思っただけですから」
宵深子「・・・なるほどよく見ていらっしゃいますね」
宵深子「あなた方には荷が重いでしょうからね そういった話は宮司さんから直接お伺いします」
夕奈「ちょっと待ってください！私たちだって神社を任せてもらってる身です 相談させてもらうぐらいの権利は・・・」
宵深子「ではお伺いしますが・・・あなた方はこの先も本気で神社のご奉仕をする覚悟があるのですか？」
瓜生「・・・」
宵深子「みなさん 週明けから学校が始まりますね そして朝姫さんと夕奈さんは大事な受験を控えた年になります 夜重さんもそろそろ大学卒業後の進路を考えないといけません 何も神職になることだけがあなた方の人生ではないでしょう 人生は一度きりです 本当に自分がしたいこと・・・自分の夢はなんなのか考えないといけない時期ですよ」
瓜生「夢・・・」
宵深子「それでは私はこれで・・・」
宵深子「そんな責任感だけでは神社を任せるわけにはいきませんね」
夕奈「・・・」
朝姫「急にどうしたんですか？宵深子さん うちらはもう立派な巫女さんじゃないですか 何も心配しなくてもうちらだけでやっていけますよ」
宵深子「・・・そうですか では私の助力なんてなくとも大丈夫ですよね？・・・夜重さんは何か言いたいことはありますか？」
夜重「私は・・・」
宵深子「・・・何もないようでしたら私はこれで・・・」
瓜生「ちょっと冷た過ぎじゃないですか？」
瓜生「こいつらは神社をなんとかしたいからここに来たんだ 俺なんかよりも長いことこいつらと過ごしてきたアンタならそんなことぐらいわかってるでしょ」
宵深子「そう言うあなたは自分の立場をわかっているのですか？」
瓜生「・・・え？」
宵深子「あなたの立場は甘神神社の存続に大きく関わってきます あなたが婿養子を断り自分の夢を追い求めるのであれば神社の存続は厳しいものになるかもしれません そのことについてあなたはちゃんと考えているのでしょうか？」
瓜生「お・・・俺は・・・」
宵深子「皆さんにとって良い機会になるかもしれません」
瓜生「・・・お前たちの師匠はいつもあんな感じなのか？」
朝姫「宵深子さんはたしかに厳しい面もありますが・・・少なくとも巫女や神社を辞めさせるようなことを言われたのは今日が初めてです ひょっとして宵深子さん・・・うちのこと気づいてて・・・」
瓜生「ん？」
朝姫「いえ・・・なんでもないです・・・とりあえず宿にでもいきますか」
夜重「ごめん 先に行っといて 後からすぐ追いつくから」
瓜生「・・・じゃあ俺も帰るかな」
朝姫「ええ～ほんとに帰っちゃうんですか？」
瓜生「そりゃそうだろ もともと俺はお使いで来たわけだし俺は俺で医者になる夢を叶えるために勉強しなきゃいけない だから・・・悪いが俺はお前たちの神社を継ぐつもりはない」
朝姫「・・・瓜生さん」
瓜生「じゃあ 俺はこれで帰るから・・・」
夕奈 ずる・・・
瓜生「おい 大丈夫か！しっかりしろ・・・！」
朝姫「夕奈姉・・・！」
瓜生「・・・！！」
瓜生「・・・」（あっ・・・これ夢で見たアホみたいな顔だ・・・！！）
TEL TEL TEL
宵深子「美味しい八ツ橋ありがとうございました」
千鳥「いえいえ つまらない物ですが どうですか？瓜生さんは」
宵深子「そうですねお顔はタイプかもしれませんね」
千鳥「ほほほ では孫娘たちの方は・・・」
宵深子「タメは撒いておきました あとはしっかりこの目でしっかり見極めようと思います 夜重さん 夕奈さん 朝姫さん」
宵深子さんの言葉にそれぞれの想いを抱え、芽吹きの時を待つ。
甘神さんちの縁結び感想
夕奈が倒れてしまいましたね。そしてアホみたいな顔。だんだん瓜生が見た夢のピースがはまっていきますね。ということは瓜生は泊まるのでしょうか？・・・次が楽しみですね♪