投稿日：2021年08月18日 更新日：2021年08月18日
大好きな神社がなくなる。
悲しみに暮れる三姉妹に瓜生は・・・。
甘神さんちの縁結びあらすじ
京大医学部を目指す上終瓜生は、甘神神社に居候することに。しかし、居候の条件は婿養子として神社の跡を継ぐこと！しかも相手は神社に住む夜重・夕奈・朝姫の巫女三姉妹のうち誰か！？夜重とのお見合いも終わり、年に一度の例大祭に向けて三姉妹もわくわく！しかし、そんな中突然の破産申告が・・・。三姉妹の悲しむ姿を見て、瓜生は何ができる・・・。
甘神さんちの縁結びネタバレ
北白川「ほんならこの間お話させてもろた通りこの神社への協賛は破棄させてもらうっちゅうことで・・・」
瓜生「ちょっとまったぁ！」
朝姫「あれ？瓜生さん？」
夜重「どうしたの？」
瓜生「えと・・・俺はその・・・というかお前ら神社が潰れるって落ち込んでいたんじゃ・・・」
夕奈「な・・・なにアホなこと言ってるんだ これしきのことで落ち込んでいられるか」
朝姫「ここはうちらの大切な場所ですから」
夜重「そう簡単に諦められないよね」
瓜生「・・・ヤレヤレ」
朝姫「あれ～瓜生さん ひょっとしてうちらを心配してたんですか・・・？」
瓜生「・・・悪いかよ」
パン
北白川「いや～若い人たちは活気があってええですなぁ で実際問題どないしやはるつもりで？まさかなんの考えもないままわがまま言うてはるわけやありまへんよねぇ」
夕奈「・・・」
北白川「これは商売の話でっせ？協賛先の甘神さんが繫盛することでうちらのブランドイメージに繋がりますから双方がWin-Winでないとあきまへん まぁ若い子らにこんなん言うのも大人気ないかもしれまへんねぇ」
北白川「けどその数も今となっては当時の三割にも満たへん なんでも子育てと神社経営の両立で過労がたまって倒れやはったって小耳に挟んだんやけど・・・」
夜重「ダメだよ」
夕奈「・・・」
北白川「僕ら北白川家の面子いうもんがありますからね 今のこんな人もよう集まらん神社を贔屓しようもんなら京都中の笑いもんですわ」
瓜生「だったらその数が五千人になったとしたら？」
朝姫・夜重・夕奈「・・・え？」
北白川「・・・何ですか？そのデタラメな数字は」
スッ
北白川「何やこれ？」
瓜生「それは俺が調べてまとめた過去の甘神神社例大祭の集客データです この数字をベースにピーク時の催し物をリメイクしさらに現代のアプローチで集客を狙えば五千人は決してデタラメな数字ではないかと この数字が出せるなら協賛を続ける意味も出てくるんじゃ・・・？」
パチパチ
北白川「いや～すごい！よう調べやはったねぇ そんな数字が出せるってことはなんか秘策でもあるっちゅうことでっしゃろ？」
瓜生「そこは是非とも当日をお楽しみにしてもらえたら」
夜重「確かに今頃こんなわがままを言うのは幼稚なことかもしれません けど今年はきっと何かが変わると信じています」
夜重「ほら みんなも」
北白川「いや～そこまで頭下げられちゃやらせてあげなくもないですねぇ～ ただし今回の例大祭にうちからは一銭も出しまへん うちにデメリットがあっては困りますからねぇ それでええですね宮司さん」
千鳥「ええ 構いませんよ 私なんぞただの老いぼれジジイですからただ彼らを見守っていくだけです」
北白川「ほんなら甘神さんの例大祭どないなるか楽しみにしときますね いや～大人しく協賛破棄してくれはったら穏便に済んだ話なんですけどねぇ」
瓜生「・・・俺ひょっとしてやばい人に喧嘩売っちまったか？」
夕奈「当たり前だ！」
朝姫「それに例大祭で五千人も集めるなんて無茶ですよ！」
夜重「でも瓜生くんには何か考えがあるってことだよね？」
朝姫「さっきのプレゼン資料は何だったんですか！」
瓜生「あれは説得力を持たすためのただのハッタリだ」
夜重「じゃあ今すぐ作戦を考えないと・・・」
コツゼン
朝姫「あれ？瓜生さんは・・・？」
夕奈「あの意識高い系どスケベナルシストめ！！まさか大ホラふいて全部私たちに丸投げするつもりか！！」
夜重「口が悪いよ夕ちゃん」
夕奈「こんなことを許してなるものか！今すぐあのアホを塩漬けにして・・・！」
朝姫「五千人のお祭りにできるかもしれないですね」
甘神神社例大祭まで あと１０日
ノープラン！だけど覚悟は本気！
この状況でも、瓜生なら・・・。
甘神さんちの縁結び感想
瓜生が担架をきりましたね！いつの間にか資料を作って北白川に納得させましたね。それにしても北白川は悪人っぽいですね。果たして五千人達成できるのか・・・次が楽しみですね♪